マーティン・スコセッシの沈黙

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今年の冬に日本で公開された、遠藤周作の沈黙をマーティン・スコセッシが映画化したものです。

年の瀬にこの映画の予告を兼ねたメイキングをテレビでみて面白そうだと思い、衝動的に公開初日に見に行きました。お客さんの入りは7、8割でやはり年齢層は高め、女性の方が多かった気がします。

かつて自分を指導してくれた師が日本で、その信仰を捨ててしまったことを聞いた二人の若いポルトガルの宣教師たちはマカオから日本へ密入国することをイエズス会に願い出ます。

イエズス会は彼らが日本へ行くことを勧めるどころか、行かない方がいいと諭します。戦国時代には何十万人といたキリスト教徒たちは、今ではひどい迫害を受けるようになり、かの黄金の地(カトリック教徒にとっての)はもはや見る影もないと熱心な若者たちに説きますが、彼らはその忠告に耳を傾けず、自らの命を懸けて再びキリスト教徒たちにとって未開の地となりつつある日本へ乗り込むという冒険を選択したのでした。

その結果はもちろんうまく行くはずがありません。運よく彼らは隠れキリシタンたちが住む村へ上陸し、そこで宣教師としての務めを果たしていきますが彼らの真の目的は棄教してしまったかつての師を探しだすことでしたので一人は村に残り、一人は別の隠れキリシタンたちの島へと移動します。

そんな折、初めの村でキリシタン狩りが行われ、村の代表として3人のキリシタンが磔にされてしまいます。それはただの磔ではなく、海の中に十字架を立て、潮の満ち引きと共に水位が顔のあたりまで来るように設置されたもので、要するに彼らは簡単には死なないようになぶり殺しにされていくのでした。

それから二人の宣教師は一人は平戸を目指し、一人はその前に訪れた小島へ再び行くのですが、、、。

日本の俳優陣でも窪塚洋介を初め、加瀬亮や浅野忠信など有名人たちがたくさん出ていてそれだけでもなかなか楽しめる内容となっています。