ガラスの花と壊す世界

『ガラスの花と壊す世界』は、2016年1月に公開されたアニメ映画です。 地球の様々な時代、場所が記録された「知識の箱」と呼ばれる空間でウィルスを消去する「アンチウィルスプログラム」として活動するデュアルとドロシー。二人はある日ウィルスに襲われていた少女リモを助けます。 リモはほとんどの記憶を失っており、その記憶を探るために「知識の箱」のなかを探り……といった感じのお話です。 見どころですが、まず「知識の箱」がすごい綺麗なんです。透明感があるといえばいいのか、とても素敵な色使いです。そして、その空間の中でウ... Read More

シェイプ オブ ウォーター

アカデミー賞4部門をとった話題作。映画館で上映された時は賛否分かれていた評価を見て観に行くのを迷っていたら上映終わってしまいDVDで先日鑑賞しました。 私は観る前の先入観で半魚人と人間の恋愛物をイメージしていて映画が始まった途端そのイメージを崩されました。 観た人色々な感想もあると思いますがマイナス要素として感じたのは私は思っていた以上のエログロのシーンの多さでした。 いきなりの自慰行為のシーン、ぼかしが入ったセックスのシーン今時のハリウッド映画には珍しい事ではないですが、そういったシーンが立て続けにあり... Read More

実話をもとにした映画「セブンイヤーズ・イン・チベット」

私の印象に残っている映画のひとつ「セブンイヤーズ・イン・チベット」について書きたいと思います。 この物語は実話をもとに映画化された話です。オーストリア人の登山家ハインリッヒ・ハラー(ブラット・ピット)とダライラマ14世の出会いと友情を第二次世界大戦前後の時代を背景に描かれています。 当時のオーストリアはナチスの配下にあり、ハラーはナチス党員としてヒマラヤに登頂に向かいました。しかし、雪崩や悪天候の影響でヒマラヤ登頂を断念します。そして、その帰路でナチスと戦争になったイギリス軍に捕まり捕虜収容所に収監されて... Read More

君の名は

劇場版で観た知人のAさんは「何回観ても考え方が変わってくるし、観る視点も違ってくる」と言い、Bさんは「2回観ても難しかった」と20代、30代の人から感想を聞いて、アニメでそんなに難しいとは思えませんでした。 有名なものは観ておくべき主義な私です。 映画を観る前のイメージは記憶喪失の影響で展開していくストーリーでどこかがややこしく作られていくと思っていました。 2時間集中して見逃さないように注意しました。 主役の二人はどうしても顔が浮かんできてアニメと合わないと感じました。 それ以外は、楽しめたし面白かった... Read More

DVD買って、見て、売ってリーズナブルに楽しめる?!『もっとたりないふたり』

「たりないふたり」 はオードリー若林と南海キャンディーズ山里がコンビを組み、自分のコンプレックスや 人として”たりない”ところをネタに、漫才やトークを繰り広げる番組です。 ですが、これは同時に2人のコンビ名でもあります。この番組の中で2人は自分たちの足りない部分を武器にかえ、自らの内面をさらすことで笑いを生み、コンプレックスを昇華するすべを、見るものに与えてくれます。「もっとたりないふたり」は たりないふたりの第2弾。前回の番組から2年後、テレビの世界にも慣れ、2人の“たりなさ”はどう変化した... Read More

OUT

この映画は、桐野夏生さんのミステリー小説が原作です。 深夜の弁当工場で働くごく普通の主婦が、突然死体を解体する事になってしまうとゆう、平凡な日常とのギャップにハラハラさせられる映画です。 主人公の四人の主婦は、皆それぞれ悩みを抱えています。家庭崩壊の雅子、義母の介護を一人でするヨシエ、ブランド狂で借金まみれの独身邦子、夫のDVに悩む弥生、何処にでもいそうなキャラに親近感が沸きます。 ある日、弥生がDVの末に夫を殺害してしまいます。 ストーリーはそこから始まります。決して許される行為ではありませんが、この死... Read More

リミットレス

簡単にあらずじを紹介します。 ブラッドリー・クーパー演じる主人公エディ・モーラは、出版社との契約を持つ作家ではあるものの、一文字さえ書けないスランプに陥り、酒に溺れる日々を過ごしています。そんなある日、元妻の弟に偶然道端で出会い、普段は一部しか使われることのない人間の脳を100%覚醒させるという薬をもらいます。最初は半信半疑だったエディも、現状を見直しても大して失うものがないと感じ、家に帰る途中で薬を飲んでしまいます。薬を飲むとすぐに効果を発揮し、過去に何気なく読んだ本の情報なども一気に蘇り、頭の思考が全... Read More

デッドプール

この前DVDで「デッドプール」を見ました。 最高でした。 基本的にノリは軽くバカバカしいムードの血しぶきがバンバン出る感じの映画なのですが、デッドプールがなぜデッドプールになったのかというバックボーンの部分、恋人との馴れ初めとロマンスなどはそのノリは保ったまま、哀切で切実で胸を打つものでした。 冒頭のテキトーとも見えるが本人(デッドプール)としては本気なのであろう、たまたま出会った行きずりのタクシー運転手への恋のアドバイスなんかもあとから全体を把握してから思い出すとグッときました。 そのシーンの表層は軽く... Read More

犯罪映画の金字塔グッドフェローズ

これぞマーティン・スコセッシと言いたくなるような犯罪映画です。 とはいえ彼の映画はアフターアワーズや救命士、最近では沈黙、古くはキリスト最後の七日間など宗教的なものからミステリアスなものやシュールなコメディータッチな作品まで幅の広い監督さんです。 ですがやはり彼といえばこうした犯罪映画、グッドフェローズ、カジノにそしてオスカーで監督賞と作品賞をとったディパーテッドあたりがやはり有名です。その中でもこの映画はそうした映画の第1作目と言ってもいいのかもしれない作品です。 舞台は1950年代のニューヨークから始... Read More

マーティン・スコセッシの沈黙

今年の冬に日本で公開された、遠藤周作の沈黙をマーティン・スコセッシが映画化したものです。 年の瀬にこの映画の予告を兼ねたメイキングをテレビでみて面白そうだと思い、衝動的に公開初日に見に行きました。お客さんの入りは7、8割でやはり年齢層は高め、女性の方が多かった気がします。 かつて自分を指導してくれた師が日本で、その信仰を捨ててしまったことを聞いた二人の若いポルトガルの宣教師たちはマカオから日本へ密入国することをイエズス会に願い出ます。 イエズス会は彼らが日本へ行くことを勧めるどころか、行かない方がいいと諭... Read More