大切な人を思い出してしまうアニメ「リメンバーミー」

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リメンバーミーは大人向けのアニメだということで、気になって購入しました。

主人公は音楽大好きなミゲル少年、なのに家族はみんな音楽嫌いなのでそれを家族に隠して生きています。先祖を供養する、日本で言えばお盆のような日にミゲルは死者のものを盗んだせいで死人の国に迷い込んでしまいます。

そこから登場人物の大半がガイコツなので、子ども達はここで「ちょっと怖い」と言い出してしまいました。ガイコツではありますけど、ボディペイントのようにデザインが施されているので、個性的でオシャレさも感じられます。ガイコツといっても何となく生前の雰囲気を残しています。ミゲルも先祖の写真を飾っていることから、自分の親戚たちが誰だかすぐに分かります。

ミゲルは自分が憧れていた人が、自分の祖先だということを知って驚き、それと同時に自分だけが家族の中で一人だけ音楽好きだったのがなぜか知ります。それまでのミゲルは家族の中で「自分だけが違う」という孤独感も感じていたようです。自分という人間の起源、自分が誰に似て音楽好きなのかもようやく知ることができました。

なかなか祖先を大切にしようと親が思っていても、子どもにはあまり伝わらないものです。自分が今ここにいるのは祖先がいたからですが、リメンバーミーはそれを死人の国としてあらわしています。

誰でももう一度会いたい人がいると思います。私自身もリメンバーミーを見て、亡き父に対してたまらなく恋しい気持ちになってしまいました。ミゲルは自分の祖先を知って、その上で今生きている自分の家族を大切にしなきゃと思うようになりました。ミゲルが真実を知ったシーンでは、涙せずにはいられませんでいた。